研究と開発

N0-82[精素学]  結晶の成り立ち

結晶というと液体結晶と思われるが、実のところ液体に限らず宇宙空間全てのものの変化は結晶法則から成立したのである。結晶には色々な形と回転体の他、数えきれないものがあって、物質が構成されたり破壊したりするのである。その元は次元構成である。有形に入っての磁素の構成と結晶、もっと分かり易くいうと、結晶とはある一定の限定されたものから成るもので、限定を越えた結晶はないのである。我々人間にとってもその進化に限りがあって、限界を越えた変化は出来ないのである。現実我々の体も限界があり、体型は少しづつ変化するものの、その根本たるものは変わらないのである。つまり目が後ろにつくとか、へそで物を食べるとかはあり得ないのだ。その理由として、人間の体を構成した生態細胞は始めからある一定の結晶限という働きから成立したので、その結晶限外のものとは結ばれないので、結晶限の枠の中で進化し発達して来たのである。つまり人間は元々から人間になれる生態粒子があって、その粒子同士が結晶し、生態細胞すなわち精素充電装置が出来たのである。そして最初の形は魚に似たり、ハ虫類に似たり、猿に似たりしたものだが、その根本たる生態細胞は変わらず、人間に至ったのである。現実地球には数えきれない程の虫や動物がいる。だが、どんな虫にしろ、いかなる動物にしろ、自分たち仲間はちゃんと知っていて、トンボと蝶が結ばれたり、虎と豚が結ばれたりはしない。小動物の蟻にしろ蚤にしても、自分達の仲間はちゃんと知っていて、仲間以外のものとは結ばれないのだ。これを見ても我々の祖先が小動物の時から他動物と結ばれず進化して来たということが分かる。宇宙の成り立ちもこれと同様、一つの全次元体から現れた物質はあくまでもその全次元体の中でのものだけで結ばれるので、それ以外の全次元体、つまり異次元のものとは結ばれなかったのだ。現実、因果関係というのもこれらの結晶からなるので、それぞれの人間の結びつき等も、同等なる結晶体のもの同士によって成立するのである。その中にも強弱があって、強いものは弱いものによって生かされ、弱いものは強いものによって保護されたりしながら相対的に生を成したのである。強いものと強いものとの摩擦と対立で新たなものが生まれ、弱いものと弱いものとによって構成され結晶して、あらゆる物質ならび生物が出現したのである。

著 力 抜 山