研究と開発

NO-65[精素学]  宇 伝 脳

人間並び動物の脳の中には遺伝性の働きをする遺伝脳と、宇宙組織での構造を遺伝させる宇伝脳の働きがある。まず右脳の宇伝脳の働きに対し述べて見よう。宇伝脳も遺伝脳も両親から受け継いだものであるが、その性質は異なる。即ち遺伝脳は祖先からのものが遺伝するが、宇伝脳は全く祖先とは無関係の組織から現れ、その構成は祖先の遺伝覚素から成立したものだが、働きは祖先遺伝とは関係のない宇宙組織から造られるものである。即ち、宇伝脳は常に宇宙電子と接触し、コントロール神経に働きかける。コントロール神経は宇伝脳から受けた情報と遺伝脳から来たものを旨く料理する。その時遺伝脳の電子が強烈になると、コントロール神経は宇伝を放棄する。すると宇伝脳からの刺激は全く無視され、ただ遺伝脳の働きになってしまう。そして人間は欲に引きづられ最後を遂げる。その反面、宇伝脳とコントロール神経が旨く合体すると感覚神経が非常に発達し、身辺に迫る災難を事前に避け、直感または夢等で未来を予測し、不利を有利に誘導してくれるのである。宇伝脳の中には宇宙全ての秘密が潜んでおり、その宇伝脳を開発すると人間の秘密は勿論、宇宙全ての科学を知ることが出来るのである。だが、極めて大きい難点もある。その一つは精素電子なのだ。精素電子の働きが如何に良い感度で宇伝脳の情報を受けたとしてもその解釈が問題だ。石油では車が走れず、ガソリンでは飛行機が飛べないように、人間の脳で働いている精素もその質とパワーによって、利口と馬鹿に別れる。秀才の精素は質が良く強烈なスピードを持っている。体の栄養は食物から得られるが、精素栄養は食物からは得られない。これはあくまでも、祖先から受ける覚素なのだ。精素は磁性である以上、そのパワーと質によって電子の働きが変わっていく。精素は磁素から充電されるものであるが、充電される生態細胞によって精素の量が決まる。即ち生態に合った充電となるのである。豚には豚に相応した充電がされ、鶏には鶏に相応した充電がされるということだ。このような訳で、宇伝脳を開発するにはまず、自分の細胞から造り直さなければならないことになる。その根本たるものは筋肉細胞、神経細胞、脳細胞を借力細胞につくる必要がある。

著 力 抜 山