研究と開発

■N0-48[精素学]  酸素体質と炭素体質

自然の成り立ちは酸素と炭素の力で成立したと言っても間違いではない。炭素を吸って植物は生き、酸素を吸って動物は生きる。これら両素は自然での有機陰陽体なのである。ではここで両素が生物にとってどのような働きがあるのかを科学が解明した以外のところを探って説明してみる。まず両体は重い軽いに特徴がある。そしてもう一つは燃性と不燃性である。 人間を始め、全ての動物は燃性の酸素を吸って生き、植物は不燃性の炭素を吸って生きる。しかし両者共に水素がなければ生きられない。まず酸素が体内で働く力を述べてみる。酸素というのは燃え易い物質で、細胞を活動させる動力体なのである。つまり我々が食べた栄養物を酸素が燃やして力となる。その仕組みを簡単に言うと、全ての栄養物は殆ど油性で、その油質が細胞内に浸透した時、脳から精素電気が神経を伝わって流れ、細胞と血液に存在する酸素の助力で発火し細胞活動するのである。ここでも酸素と炭酸ガスが相対なのだ。発火させるのが酸素であれば、爆発して細胞を拡張させるのが炭素になるのである。ちょうど車と同じ仕組みで、ガソリンが血液で、ピストンが細胞、ピストンに入ったガソリンを点火させるのがバッテリーで、これが脳電気に相当するのである。そのような訳で、栄養を沢山とってガソリンが充分にあっても、脳電子つまりバッテリーが不足すると車がよく動かないように、如何に良い栄養をとっても、脳電子が足りなくなると健康を害し、ついに栄養過剰で難病を誘発する。では植物はどうか?これは動物と違い酸素をあまり必要としない。水素と炭素を用い生命を維持している。そして植物は不動体なので、強烈な細胞動力は必要としない。よって細胞のわずかな分裂で成長すればよいので、水素から出る徴かな爆発力で細胞を動かし、水から分離した酸素を外に吐き出す。ではここで生物の健康と寿命は、酸素と炭素とどちらが有利であるかを述べてみる。結論から言えば、酸素体質より炭素体質が健康と長生きする率が高い。何故ならば、酸素体質は熱のため細胞が早く悪くなり、その寿命も短くなるが、植物のような不要酸素体になると、樹木のように長生きが可能になる。だといって木には全く熱がないのではない。唯最小限の熱で生きているので、細胞が長持ちするのである。借力体質は植物体質に近くなるので、健康、長寿になり、 脳と人体に大活動力を与えるもので、超人になれるのである。

著 力 抜 山