研究と開発

■NO-38[精素学] 神 経 の 強 化

有生動物で神経を持たないものは一つも無い。只その神経構造が有線神経性か無線神経性かに分かれているだけだ。動く生命体、即ち活動しながら力を必要とする動物は有線神経を持っており、動いていても力のない動物は無線神経が多い。では何故有線神体経動物と無線神経体動物が現れたのか?その理由は、無線神経生命体は地球一次元法則から成立し、有線神経体は地球二次元のの働きから生成されたものである。無線神経体動物は陽性での単一の働きによって現れた生命体なのである。有線神経体は陰陽の法則から作られたもので、陰陽法則から外れた場合は生きられないのである。では無線神経体の生物はどういうものがあるのか?その主なるものは、草や木、細菌、アメーバーなどである。しかし宇宙には神経を持たない動物や人間が存在するのである。実のところ神経を持っている生物よりも、神経を持っていない生物の方か優秀である。神経を持っている動物は体の退化によって出来たものであり、細胞だけでも全ての機能が果たせることが出来るからだ。我々の体には各機関を初め脳から体に至るまで神経構造が網羅しているものの、その神経によってあらゆる能力が妨げられるケ-スがある。何故ならば、神経は殆ど刺激と感覚と電子を流す役割をするが、究極的神経の末端では、神経よりも細胞の力によって機能が果たされるからだ。人間の目にしても、物を見た時点で視神経に刺激を与えその刺激が神経を伝わり、網膜に感受する。そして網膜細胞が活動し脳のコントロール神経に働きかけるのだが。神経の刺激を末端細胞が感じとり全ての機能を果たすのである。そのような訳で神経が無くても全ての生命活動は出来るのである。では何故神経を必要としたのか?それは細胞活動が低下した為、神経に刺激を与え細胞活動をする為である。そこで言えるのが神経の強化法だ。神経の強化法は神経にあるのでなく末梢細胞を強化することである。神経そのものは正直なもので、外部と内部のものを調節するが、末梢細胞がそのバランスに不一致の時、感覚反応やら全てのコントロール判断などが出来なくなるのだ。それゆえ神経の強化は神経にあるのでなく、末梢細胞を鍛えることが優先になるのである。借力は全ての細胞強化は勿論、あらゆる末梢細胞を鍛え強化する秘法であり、借力は神経強化の特効薬でもある。

著 力 抜 山