研究と開発

NO-266[精素学] 変 身 法

狸が人間に化け女性にも化け蛇が人に化けるという話は伝説として今も語っている。果たしてこれらが本当に人間に化けることが出来るだろうか?昔はよく化けたのだが現在は化けられないのか、これは皆おとぎ話なのかその真相はまだ先が遠い。昔の道師は本当に化けることが出来たのでしょうか。其の真実は化けたとしても実際に化けたのでなく相手が化けたように見えるだけのものである。其の理由として人間並び動物は完全な粒子で造られた体なのでその細胞が変化をし他の動物に成ることは出来ないのであり化ける真相は次のようなものがある。人間の脳にはコントロール神経があって過去の記憶を現実的な立場で整理し決定神経に送る、これを受けた決定神経は直ちに神経に電子を発射し行動に移るのだ。見る、聴く、動く、力、全てが系通を経て行われるのである。だが何かの刺激によってコントロール神経が働かなくなったとき電子が神経に正常に走らず、直接決定神経に流れるそのとき目に写っている物体がコントロールされず、脳の記憶室で乱れて回転し美しい女性に見えたり、親しい友人に見えたり、その光景は夢でもない現実でもない、中間的な幻となって見えるのだ。全く自己催眠術に掛かったものと同様でこのような現象は酒に酔ったとき、周囲に圧倒された時、空想に更けていた時起こる率が高いのである。昔は化け物が多かったが今はあまりないということは昔の人の脳は未開な所があって、よく幻覚作用が起こったのである。現在の人は脳が発達し、しっかりしているので中々幻覚作用が起こらないのだ。催眠によくかかる人は、子供と女性そして恐怖心の多い人である。だが幽霊はちょっと違う、これは磁子結晶によって現れるので磁子に圧倒されたとき起こる現象で恐怖心のない人でも幽霊を見える時がある。だがこれも体の疲れ脳の疲れ心身衰弱で精素の働きが低下して見える場合もある。では術士が如何にして変身術をしたのか、これは言うまでもなく精波を応用したのである。精波をUPし使ったのである。これを諸神現将と言うのだが今の人は諸神現将の術にはよくかからないのだ。そこで今は大衆催眠とか暗示などを応用して、変身法を使っている。だが正道では自然電子を応用した変身術も可能である。自己電子と自然電子を結び付け、相手の視覚を狂わすのである。

著 力 抜 山