研究と開発

NO-265[精素学] 奇 門 遁 甲

奇門遁甲、これは中国での三国時代に諸葛孔明が開発し応用したものである。東西南北と間を入れ8門とし、開、景、生、休、杜、驚、傷、死、と言う八門において様々な変化を起こしたものである。そして諸葛孔明は戦略に応用し敵を誘導したり窮地の杜門に追い詰めておいて死門に落とし勝利を得たのである。一般奇門遁甲は変身術だと思っているが違うのである。これは自然催眠術に等しいものだ。一般の催眠術は暗示をもって術をするのだが、自然催眠術は暗示とは関係なく自然電子の流れと精素波の働きを応用したものである。自然電子は日日によって性質が異なり極対性と相対性等によって生物の活動に異常が発生すると言うことだ。勿論孔子も六甲を主に応用したしたのだがその他にも占術も取り入れたのである。では遁甲術が果たして正確な効力を発揮するものだろうか、これは一言で断言は出来ないのだ何故ならば全ての術には三の方式が有るからである。その一つは要訣だ、家を建てるにしても材料が必要であるように遁甲にも材料が必要とするのだ。孔明はその材料を六甲から取り出したのである。甲乙東方木、丙丁南方火、戌己中央土、壬発北方水、そして子水、丑土、寅木、卯火、辰土、巳火、、午火、未土、申金、酉金、戌土、亥水、これらを火水金土木の五行によって変化するので8門を作り断時の占法で自然法則を応用したのである。次は用訣を使って8門を仕掛けたのだ。用訣とは直接術を使うとき用いるもので大変重要なものである。これは遁甲術に於て極秘となるのだ。孔明は用訣の秘密を弟子に教えなかったのである。現在本屋に出回っている奇門遁甲の本は皆要訣だけであって用訣の遁甲ではないのだ。その他にも金訣と言うものがあってこれは奥の奥の秘訣になるのだ。この金訣は遁甲だけでなく縮地法、変身術、雲飛身法、借力にも秘められている。だが残念ながら要訣と用訣等は、教えることが出来るものの、金訣だけは教えることが出来ないのである。つまり東京に行くには電車に乗って、こうこう行きなさいとは言えるが、直接引っ張っては行けないと言うことだ。この金訣は、遺脳と宇脳と中脳が開発されて出来るのであって、教本だけでは出来ないのである。遁甲術は日常生活にも応用が出来、ギャンブル、競技、占い等に効果をもたらすものである。ギャンブルでは開門の日と景門の時間を合わせ競技大会では、生門に位置し相手を杜門に追い込むのだ。作戦では相手を傷門から死門に追い込むのである。

著 力 抜 山