研究と開発

NO-259[精素学] 薬 の 実 態

世間で病気をもっていない人は殆どいないだろう。病気にも二通りあって、その一つは、肉体的な病、もう一つは、精神的な病である。今のところ肉体的な病は薬で殆ど効果を上げているが、精神的な病は難点が多い。其の理由は神経と脳に関係があるのだ。現実癌という病に人間は頭を悩ましているが果たしてそれぞれの病を薬で根治出来るだろうか。では先ず薬の実態を知らなければならない。先ず黴菌を殺す剤薬、血液と白血球を強化して黴菌を駆除する法、体温を上げて菌を外部に押し出す法、細胞の働きを強化させ菌を窒息死させる法、菌に嫌いな物質を与えて自然枯死させる法、脳電子を増強発射させ細胞の働きを活発にし菌が住めなくする法、寒さに弱い菌は寒冷薬を使って排除する法、その他多くの方法で薬を用い病気を治す法等がある。ではここで先ず、薬で人間の病気がどれ程治せるかについて述べてみる。薬を大別すると殺菌剤と補助剤に分れる。西洋薬は殺菌剤に適し、漢方薬は補助剤に適している。西洋薬は直接殺菌剤を使うので体の器官を痛めることが多い。勿論栄養剤とか補助剤も使っているものの殆ど殺菌剤を伴っているのだ。その反面漢方薬は殆ど補助剤を使うので副作用があまり無い。ではこれらの薬を使って人間は病気を何処まで治すことが出来るだろうか。そこで知る必要があるのが薬と環境である。如何によい薬を飲んだとしても周囲に気にかかるもの、悩み、嫌い、不安なもの等があれば薬の効果が現われない場合が多い。その理由としては胃腸の働きにある。良い栄養を摂っても心が落ち着かなかった場合は、体が段々衰えて行くのと同じく、薬も同様で、薬の養分が吸収されず、効き目がないのだ。心理薬即ち薬そのものには大した効果はないものの、心の働きで体薬が働きかけ病が治ると言うことだ。我々が食べている食物には、薬になるものが多く肝臓を始め、血液の中に含んでいて自律神経に働きかけ患部に送り込み自然治療が可能なのだ。自然治療法は精素電子の強化にも繋がるのである。薬で治せない不治の病まで治す力をもっている。その方法には神霊治療法、催眠療法、祈祷療法、マジナイ療法、等がある。ここで知っておかなければならないのは体温である。患者に薬を与える時は、一定の体温を維持させるのが肝心である。体温のコントロールが薬の効き目を高めるのである。

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