研究と開発

NO-246[精素学] 保 助 推 子

宇宙重力のエネルギーは推力であり、物質を構成しているエネルギーは推子である。推力と推子二つの原理は同じものであるが、それぞれ力は異なり推力と推子に分かれるのである。勿論宇宙の星郡がお互いに交差しているのは推力であるが、そのパワーは極めて強烈で、全ての物体に圧力をかけているのだ。その反面、推子にはそのようなパワーはないが、しかし自分なりに独特な力で物質の粒子と粒子を締めつけているのだ。推子が強いほど物質は堅くなるのだ。鉄が木より堅いというのは、木より鉄の方が強い推子をもっているということである。でもこのような推子も周囲の力によって強い、脆いが生じその働きが変化して行くのだ。推子の敵は熱性であり、推子は飽くまでも冷体であるので、熱に解けないものはない。いかなる堅い物質でも強烈な火には皆解けるようになっている。だがこのような推子でもある力が加わると、死んだ推子は再び甦る事が出きるのだ。その一つの例としてセメント等である。セメントが粉になっているときはその粒子は全く活動が不可能になる。だが一旦水に浸すと推子は活発になり、お互いに粒子と粒子が組み合うようになる。これは言うまでもなくセメントが粉になっているときは、推子が引っ込んでいて伸びなかったのが、水の力を借りて伸びたことになる。これを保助推子と言う。引っ込んでいた推子が再び活動するには、水が大きな力になるのは間違いないようだ。我々の体でも、そして全ての生きものに水が無かったら生きていられない。それは言うまでもなく体内の推子を助けられないからだ。だが飽くまでもこれは生物に限っての話であって、電子を持っていない物質は別である。電子を持っていない物質、枯れた木、又死体に水が浸透すると、その推子は逆に壊れ破壊されるのである。セメントの粉に水を与えると、粒子から推子が伸びていくがそのパワーは無い。つまり水に邪魔されて無力ななる。だが水がなくなるとセメントはお互いにがっちりと組み始める。してみると水は推子を生かすものではあるが、推子に力を与えるものではない事が分かる。このようなことは我々の体でも言える。脂肪体質これも一つの水分であり、油も水分の結合物である以上、体から中々蒸発しないもので、油が多いと一つ一つの細胞に力が無くなるということだ。では水の場合はどうか、勿論水の場合も同じことが言えるが、水は油と違って新陳代謝が早くなり体の不純物も早く取り去るから問題はないが、油だけはそうは行かないのである。

著 力 抜 山