NO-231[精素学] 接 間 細 胞
細胞には本体細胞と接間細胞がある。本体細胞は生命組織に繋がっているものの接間細胞は生命組織とはあまり関係がないのである。本体細胞は生命組織の根源であるが、接間細胞は土と鉱物に等しいのである。良い種子であっても土の質が悪ければ十分に成長しないように、細胞が良い質であっても十分な栄養がなかった場合は発育に支障をもたらすのである。その反面、良くない細胞でも十分な栄養がゆき渡れば、悪条件でも成長するのだ。そのような訳で接間細胞は細胞と細胞との間に作られる栄養細胞ともいえる。本体細胞と接間細胞との違う所は電性と磁性との違いである。本体細胞には電性が働いているが、接間細胞には電性がないのだ。接間細胞は粘質が多い耐久性があるのだ。脳での精素電子が良く働けば頭が良くなり、精素磁子が良く働けば予知能力が出、◯子が良く働けば超能力が現われるのだ。訓練とか修業、禅、全てを鍛え得るものは皆、接間細胞が主役である。人間如何に鍛えだとしても本体細胞を変えることは出来ないのだ。接間細胞もちゃんとした細胞なので、一つの細胞として遺伝をなし次の世帯では完全な細胞となって働くようになるのである。接間細胞は飽くまで間接的なもので訓練している間はその機能が発揮するが、訓練を中止したときは次第に機能が低下しついに◯地点まで落ちてしまうのである。だが訓練された接間細胞も子孫に遺伝した際は、その機能は訓練に関係なく何時までも続く本体細胞になるのである。成長期は接間細胞のほうが本体細胞よりも活動するのだが、年をとるに従って接間細胞の活動が衰え無力になり今度は本体細胞に負担がかかって、ちよっとのことで回転が早まり、熱を出し疲れてしまうようになる。接間細胞も本体細胞につぐ大切なもので怠慢は出来ない。接間細胞を鍛えるには先ず胃腸を丈夫にし心を安定させ、刺激の強い食物を摂りながら運動をして細胞の伸縮作用を十分に働かし柔軟な体を作ることである。接間細胞は健康と力には役立つが、根本たる寿命にはあまり関係が無い。寿命は本体細胞から決まるもので本体細胞を鍛えなければならない。本体細胞が変化するのは◯パワーからなるもので一般の鍛え方では難しいのだ。借力も30差が終わらない限り◯パワーには通じないのである。
著 力 抜 山