NO-230[精素学] 自然の各子
有形宇宙の成立は、細かい磁素素子から作られ地球も太陽もそして銀河宇宙も皆一粒の磁素単子から成立したのである。ではここで自然子にはどのようなものがあるのか調べてみよう。先ず物体での粒子には微粒子、その中にある素粒子、素粒子を結ぶ推子、そこで現われる熱子と冷子、電子と重力との摩擦で光が現れ、陽子と陰子によって変化をおこし、冷子と熱子によって結晶される。これらの自然子はお互いにぶつかり摩擦して元素が現われ、各子は各々波長を出し強弱の波動によって有関無関となり変化するのだ。現在この空間には無限に等しい自然子が往来していてお互い旨く交差している。体で白血球が血管を障害なく往来するのは白血球は赤血球よりも細かい粒だからである。現実この空間には無数なる電波が往来している。だがなんの障害もないのは波長の違いからぶつからず流れるからだ。だが同じ波長で放送したときは、その電波はお互いにぶつかり合い、変な音になって聞き取れなくなる。宇宙の自然子も同様であり銅が鉄に付かないのも、銅の粒子から出ている推子と、鉄から出る推波が異なるからである。ではここで粒子の性格を幾つか述べてみよう。生きものを構成する粒子は生態粒子から始まって生態細胞になり、あらゆる生命体が誕生したのだ。物質での磁性粒子は燃消性で脆く、火に燃え易いのだが鉄類は電性推子の働きで組んでいるので火では燃えない、然し強烈な火力を加えたときは、推子が一時停止され粒子がばらばらになって溶けてしまう。だが一旦熱が冷めた時は再び推子が伸びお互いに組み合うのである。これが電性推子の特徴である。だが電性推子を持っている鉄でも、100億度もある熱を加えた時は推子が完全に壊れ付かないのだ。錆びた鉄は溶かしても粒子が固まらないのは電性推子が風化で弱ったからである。水と油、 などは復回推子が全く無力状態で、お互いに付こうとせず流れてしまう、水は無力推子からなるのである。全ての推子は熱に弱く鉄も石も木も紙も、一旦割れれば付こうとしないのも熱によって推子が破壊されるからである。
著 力 抜 山