研究と開発

NO-226[精素学]  信 と 脳

信仰から来る脳の働き、信念力から起こる脳の働き。信と脳はお互いに相対性的な働きで発展をなしている。脳の発展は信からなるものであって、信なきものには発展は見られないことになる。その発展ぶりも二通りあって、その一つは内質的なもの、二つは外質的なものがある。内質的なものは体の部分から起こり、外質的なものはあらゆる波性から起こるのである。体と心は一つのものとし、精波と磁波を一つのものとする。心を鍛えれば体も鍛えられ、体を鍛えれば、心も鍛えられると言うことだ。心は体を鍛え、体は心を作る。体で心を清め、心で体を正す。とにかく心と体は一つのものであって二つのものではないのだ。心が正であれば体も正になり、体が不正であれば心も不正になるのだ。心が乱れれば体も乱れ、体が乱れれば心も乱れる。心の乱れは言葉で分かり、体の乱れは行動で分かる。心の正しくない人は約束に乱れが生じ、心が乱れた人は家庭に無感であり、無愛と無信になるのである。乱れた精波は乱れた磁波長に流れ、不正な精素子は悪性磁波に吸い込まれるのだ。脳では常に精素波が発射されており、そして受信をしている。その働きはまるで正確なコンピューターの様で、心と体の精素波が発射されて磁波の質にぶつかり受信され、心と体に影響を与えるのである。同じ波長サイクルは衝突するが異なる波長は無関係になるのだ。A電子はA電子にぶつかりB電子はB電子にぶつかると言うことだ。暴力、殺人、不道徳のような悪者の精素波は、破力素に摩擦され金権主義等に引かれ、不道徳は推力素に繋がれ、愛と情を持っている人は陰力素に繋がる。正しい心、忠と孝、名を尊ぶものは成力素に繋がれ、人道、の道をたどる人は許力母素に繋がれるのだ。このようなわけで、我々の体は我々の体でなく、心身全てのものこれ皆宇宙のものであり、自分は自分であって自然そのものに成るのだ。人間即宇宙の体であり、生命即自然同一なるものであるということを知らなければならないのだ。そして正しい信は正しい心を作り、正しい心は正しい体を作るのである。五大宇宙心思想から起こる信通力によって脳の働きが決まるのである。

著 力 抜 山