NO-225[精素学] 変化の法則
変化の法則、変化は何故起こるのか、変化は永遠に続くのか、変化の先はどうなのか、この実態は謎に包まれている。動物が生まれて死ぬまでの変化ぶり、爬虫類が幼虫から成虫になるまでの変化、自然の変化から宇宙の変化迄、全てが変化をしており変化しないものは一つもない。ではその変化はどうして現われどのような形でなって行くのだろうか。先ず変化の法則は摩擦から起こるということを知らなければならない。その摩擦は十一の摩擦、十十の摩擦、一一の摩擦、十十一の摩擦、一一十の摩擦、二重摩擦、三重摩擦、と広がって行き熱子、冷子、磁子、陽子、陰子、推子、素子、原子、中性子、これらから出る波子と光子、等が入り乱れてぶつかり変化を起こすのである。変化の根本を大きく分けて粒子変化、単子変化がある。粒子変化は推子からなり、単子変化は波長からなる。物体の変化は摩擦と振動で変化し、無体は回転とスピードによって変化して行くのだ。我々の体が変化しているのは細胞の伸び縮み、粒子の振動から発育するのである。伸縮の回数は生長期で1分の間に約4.000回から5.000回、これが低下すると老化現象が起こるのだ。そのような訳で運動は体を早く動かすものが適切である。だと言ってあまり早く動かすと細胞の激しい摩擦によってかえって老化が進むのだ。運動をしない人の老化は直接筋肉に現われるが、運動し過ぎでの老化は神経に現われるのである。つまり運動しない人は必要のない接間粒子のため本体細胞の寿命が短くなりそして弱くなるのだ。運動し過ぎの人は神経が熱子にやられ、精素電子がよく伝わらなくなるので、脳の障害、神経痛、関節に異常が起こるのだ。全ての変化は成力性と破力性に別れ、相対性に於ては成力性になり、極対性に於ては破力性になるのである。我々の体で起こっている細胞の伸縮と振動に力を与えるのは栄養であるが、基準を越えた伸縮と振動が早まるものが入ると毒物になり神経並び細胞の働きが止まってしまうのである。その反対に、正常振動を低下させるものが入ると、体が思うとうり動けなくなりやがて意識も失ってしまうのだ。酒と麻薬はその一種である。変化には有生体変化と無生体変化があり、有生体は伸縮から変化し無生体は振動スピードによって変化して行くのだ。細胞は一定の時間において離着と回転をしているのであり物質は振動と摩擦によって変化するのである。物質は振動と摩擦の無い氷に詰めておくと変化が止るのである。
著 力 抜 山