研究と開発

NO-222[精素学] 陰陽の実態

宇宙は陰と陽とパワーでつくられ、陰と陽の働きで変化をなしているのだ。自然と生命体これ皆陰陽の影響を受けていないものは一つもない。陰陽があって万物が構成され、陰陽があってこそ重力と光、冷熱、等が存在するのである。陰陽は自然の根本であり陰陽はエネルギーの源でもある。ブラックホールとか生命体が死ぬのも陰陽の関係である。陰と陽はお互いに相対を保ちバランスを維持しておる。このバランスが崩れるとき今度は極対性となって、エネルギーの対立が起こる。そこから激しい摩擦が生じ多くの粒子とエネルギーが死んでしまう。即ち発展の時は陰陽相対になるものだが、滅亡の時は陰陽極対になるのだ。人間も発育時は細胞が陰陽相対をなしているが、老化の時は陰陽極対性になるのである。健康と寿命は陰陽のバランスを如何に保つかにある。そこで我々人体の陰陽バランスを述べてみる。体の陰と心の陽、腹部の陰と頭部の陽、肺の陽と腎の陰、口の陽と肛門の陰、左半身と右半身の陰陽、血管の陰と神経の陽、細胞の陰と推子の陽、男の陽と女の陰、酸素の陽と炭酸の陰、脳の陽と内臓の陰、目と鼻、目これ皆陰陽でつくられ、内功体内でのパワーは陰であり、外功体でのパワーは陽である。体温は陽であり、水分は陰である。骨は陽であり筋肉は陰である。笑いは陽であり悲しみは陰である。とにかく人体全てのものは陰陽関係のバランスによってなり、生動をなしているのだ。このようなことは宇宙も同じである。天は陽であり地は陰であり、自然は陽であり生物は陰である。このように陰陽は大きいものから小さいものまで、全てがお互いに助け合いながら生存と発展をなしているのだ。では一体このような陰陽は何処から来たものでありどうして現れたのか。一口で言えば陰陽というのは、二つのものでなく一つのものであるということだ。そこで一つのものが他のものにぶつかった時、そのものに対抗するため、別れて自体を保護するため現れたのが陰陽である。そのような訳で陰陽は、有形宇宙になってから現れたのである。電子エネルギーの陰陽は、常に他のものとぶつかり、そして死んで行くもので、死んだ死骸はお互いに付いてしまって離れなくなり、粒子化して太陽になったり地球になったりしたのである。陰陽はーつのものが最大になったときそのもののバランスを保つため二つに分かれお互いの力が堅持し易く陰陽に分かれたのである。我々が歩くとき両腕が自然に動くのも、この原理に等しいのだ。

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