研究と開発

NO-200[精素学]  大衆とパワー

パワーの原理、これは偉大なもので宇宙も自然もそして生物も皆何かのパワーによって動かされているのだ。パワーにも色々あるが、ここでは大衆から現れるパワーに対し述べてみる。大衆が集まれば、それなりの心理的要素から保護力と補助力が現れ、それなりの力を得るというのが一般的な解釈だが、ここではそのような理論的なものでなく、それ以外に存在する別の力があって影響を受けると言う話だ。果たして大衆から出るパワーとは、一体何であるのだろうか?パワーには二つの原理がある。その一つは磁性から出るパワー。二つ目は電性から出るパワーだ。電気からは電流が流れ、そこから出るパワーは電磁波である。人間の脳から出るのは精電流であり、そこから出るパワーは精波である。人体からは常に精波が飛び出し全ての精波と接触している。その精波は相手と衝突してはね返り脳と体に働きかけるのだ。そのときコントロール神経はそれを受け外部と対応した処置を取り、心と体を支配して行くのだ。そのような訳で、大衆の精波が一箇所に集まれば、悪性心理は壊れついに破滅に追い込まれるのである。このようなパワーを念力、呪いとも言っている。では果たしてパワーは一体何の力であろうか?それは言うまでもなく精素での波線力である。人間がこの世のなかで生きて行くのに一番大切なのは、大衆のパワーを受けることが出来るかである。絵画、映画、そして小説、名曲等を見たり聴いたりした大衆が、心の中から大したものだと思い込めば、それによってパワーが現れ、そのパワーはお互いにぶつかって広がり、本人の脳は勿論全人類に浸透するのである。仏教もキリスト教もお互いに永い寿命でいるのは大衆のパワーによるものである。このような大衆パワーを応用して戦ったのが中国の人海戦術だ。ろくな武器をもっていなくても、大衆が歩調を一つにしてウワーウワーと攻め入れば、どんなよい武器を持っていても、大衆パワーに押されてその武器をろくに使えなくなるのだ。国力は国民の団結であり、平和は世界人類の思いこみからなるのであり、世界全人類が、共産主義がよいと思えば共産主義になり。資本主義がよいと思えば資本主義になるのである。これは飽くまで心理的でなく、パワーの法則である。パワーの法則から言えば全てのものはパワーによって動かされていると言うことだ。

著 力 抜 山