研究と開発

NO-199[精素学]  熱電子と冷子

熱電子は字のごとく電性なので、回転と摩擦を起こすのだが、冷子は摩擦の無いエネルギーである。 全てのエネルギーは摩擦から発展して行くが、冷子だけは摩擦をせず流動している。即ち冷子は宇宙の油に必的するのである。宇宙に冷子の働きがなかった場合は粒子の進化に支障が出来、宇宙は構成されなくなるのだ。我々が地球上で安心して生きているのも、冷子のお陰であり冷子の働きが無かった場合は、地上の熱によって生物は生きていられないのである。自然では常に熱電子と冷子が争い、自ずからの勢力を伸ばそうとしている。熱電子は有形物の味方であり、 冷子は無形物の味方になる訳だ。無形宇宙では冷子の働きで発展し、有形宇宙では熱電子の働きで発展をなしている。 この二つの争いのお陰で我々は生きており、二つのエネルギーのバランスによって、健康と生命を維持している。我々の体で冷子の働きが低下した時は、疲れが早く頭痛等が起こりやすい。冷子の働きが不十分になれば必要以上に汗をかき、脈の動きも早く、呼吸も荒くなる。健康で長生きする人は、熱電子の量より冷子の働きが多い人であろ。その理由は必要としない熱を冷子が防ぐからだ。 エネルギーの発展はあくまでも自己中心主義で、邪魔物がない限り無限に伸びようとするのである。そして我々の体で働いている熱電子の拡張で、人間は生まれて急に伸び、たちまち死んでしまう運命となる。一年草や短命の昆虫類は冷子の働きが弱いので寿命が短い。熱が冷めるのは熱電子の働きの中に冷子が入り、 熱電子の摩擦を防ぐからである。マッチをする時水か油がついていれば火が起こらないのと等しい。現代医学で、熱病にヒマシ油を飲ますのも熱電子の摩擦を防ぐ為である。人間の体に油と水が足りなくなれば、疲労減退が早く不健康になるのだ。その反面冷子が必要以上に増えでも、体の発育が低下し、新陳代謝が遅れ各器官の働きが不十分になる。そして神経障害が起こり、体に生気がなくなり常に元気のない人間になってしまう。冷子の働きは極めて重要なもので、宇宙の構成にも、人体の構成にも、全てのものに冷子が働かない限り、発展は停止してしまうのだ。全てのエネルギーは、冷子の質と量によって構成され光も電子も重力も皆、冷子の働きによって現れる。磁素は冷子の中で生き、精素は熱子の中で生きる。即ち磁素は氷らないが精素は氷るのである。借力のポイントは熱電子と冷子を融合する特別な訓練方法である。

著 力 抜 山