研究と開発

NO-198[精素学]  勝負と軽重

人間生きるため勝ち、自由のため勝ち、勝ってこそものを得、勝ってこそ生を得る。生即ち勝負で有り、生即戦である。勝って生であり負けて死になる。死とは生命が消えるだけではない。希望の死、思想の死、善と正の死、判断の死、そして忍耐の死、精神的死が有る。肉体では細胞の死、 血液の死、神経の死、骨の死、そして器官の死等が有る。精素では第一脳の精素死、第二脳の精素死、動力の精素死等を上げられる。我々の体が完全に死ぬ前に既にこのようなものが次々と死んで行き、生きているものより死の数が多くなった時、全生命が完全に死んでしまう。その死に方は皆自然との勝負で負け死ぬのである。重力との戦い、熱との戦い、冷との戦い、微菌との戦い、空気、光、音、食物、等と戦った末、一つ一つの部分が殺されて行く。このようなことは体内でも体外でも自然全てに起こり、勝ったものは生き残り、負けたものは消えてしまうのである。即ち生は勝利から成り、死は負けから起こるものだ。そこで問題は勝負に勝つことである。では如何にして勝利を得ることが出来るのか、そのことに対し述べてみる。先ず、重力方式から見て、 固体より軽いものは液体であり、液体より軽いものは気体、気体より軽いものは電子、電子より軽いものは素子、素子より軽いものは重力、重力より軽いものは磁素と精素。これより軽いものは基素そして有因無因、○空間と続く。即ち重いものは軽いものに勝てないと言う結果になる。頭の回転が軽い人によい知恵が現われ、体が軽い程仕事率が上がり、軽い体にスピードが現われ、軽い人が健康で長生きし、軽い体格の人が成功率が多い。この軽さは程度の軽さを言う。とにかく体が重い人、頭が重い人に成功率は少ない。体が重い人が成功したのは体は重くても頭の回転は軽く早やかったからである。どうやら勝負は軽い方にあるようだ。男と女の体重を比較しても、女の方が軽いので力以外の勝負では、どうやら女の方が優勢であると言うことが分かる。知恵でも回転の早い人が勝ち、仕事でも手足の早い人が勝つ。軽いところからスピードが出、軽い程移動が便利である。人間社会での成功率は唯の軽さだけでなく、大義と根気は重く体と心は軽く早く行動すること義理も人情も軽い人に勝ち目はない。弱肉強食の動物でも軽くて早く丈夫なのが勝利するのである遅いのは早い動物の餌食になるのである。健康も同じことで重い人より軽い人のほうが健康であり、軽い体質が病気になり難いのだ。即ち重力に勝てる体質が勝負にも勝てるのである軽さはスピードに繋がり、スピードは確実な判断に繋がり、確実な判断は勝利と生存に繋がるのである。

著 力 抜 山