NO-195[精素学] 精電子の操作
運命というのは、古い昔から唱え信じられてきた。だがこれも今では信じる人と信じない人がいる。果たして世の中に運というものがあるのだろうか、運というのは全くありえないもので人間が作りだした一つの仮説に過ぎないのだろうか。「人間努力すれば何でも可能である」と言っている人もやっぱり目的を果たせず一生を閉じる人も多いようだ。人は誰でも最初は自信をもって取り掛かる。だが結果としては失敗や、うやむやになってしまうケースが多いようだ。一体人間は自力で生きているのか、さもなければ何ものかの他力で生きているのか。全くその実態がはっきりしない。そこでこれを精素学的に分析してみた。その一、人間は自意で生きているのではないということ。その二、人間組織は精素推波の働きで繋がっているということ。その三、精素は宇宙磁素電子から変化したものであるということ。その四、脳の働きから神経に至るまで精素電子の力で活動しているということ。その五、人間の全てを構成している細かい細胞一粒一粒が皆、磁性即ち磁素パックにより保護されているということ。その六、我々の体は皆、細胞推子から構成された粒だということ。してみると人間は何ものかの目に見えない力によって生きたり、死んだりしているということになる。これを宇律大道の前律作用という。前律作用、これは全く不思議なもので、 人間生まれた時点から先を読み取り次々と先手を打ち、着々と設計されていない設計ぶつの磁素版図に引き込むのである。勿論生まれた時点で、既に一生が決まるのであるが、その輪郭が徐々に現われてくるのが結果から遡って三年前からである。幸不幸成功失敗も、そして死も三年前から分かってくるということだ。このように全律作用は三年前からその次の入り口に引き込むのである。これを知らない人間は、もしかもしかと期待しつつ一生を終えるのである。だがこれを三年前に気づくことが出来れば、別の入り口を探すことも出来るのだ。でもその確立は30%に過ぎない。即ち死ぬところを、重傷で済むとか、大損が小さな損で済むとかである。残念ながら今のところその磁素版図の方向を変えることは出来ない。してみると人間の運命は、生まれた時点で決まっていることが分かる、人はその流れの大小を知恵でカバーすることしか出来ないのである。精素と運命、これ皆宇宙の磁素版図と生命体での精素版図の法則から来たもので宇宙の星群やらゼロ宇宙軍団これらの全てが有無形物質での有体次元と無体次元の法則の中で生滅されているのである。
著 力 抜 山