研究と開発

NO-181[精素学]   細胞と重力

全ての生きものは重力の影響を受けて生き重力無しでは生きて行くことは出来ない。成層圏では無重力状態だというがそうではないのだ、成層圏では重力の流れが変わっているだけである。全く無重力の中では、体の細胞がバラバラになって空間に散ってしまうのである。勿論地球上でも重力が無かった場合は空気も水も宇宙の彼方へ飛んでしまい、冷たい月の世界と同じ状況になってしまのだ。人間も重力のおかげで立って歩くことが出来るのであり、重力のため体の新陳代謝が行われるのである。重力の力で水が海になって流れ、重力があって風も現れるのである。海の水が始終動いているのも重力からの力であり、宇宙物体全ての星が回転しているのも重力の力である。重力これ正に宇宙のばけものであり、重力これ実に人間の生命線でのエネルギーである。だが問題は我々人間がいかにして重力に負けず耐え得るかによって健康の維持と生命の確保が出来るかが問題である。これは人間だけでなく、宇宙での星郡も同様である、重力に耐えきれない星は自ら命を断つのである。古代恐竜の発生も重力と関係からのものに間違いない。地球上に重力が弱まれば、人間の背も次第に伸びて三メートル四メートルにもなるであろう。現在地球上に生息している動物は皆小ものにすぎない。その理由は動物の細胞が重力に対し耐久力が減っているからである、生化細胞の働きが重力に押さえられるからだ。昔の人は現在の人より大きく力があった。だが、だんだん人間細胞は重力に耐えきれず、十分な発育が出来なくなったのである。これから先人間は益々小柄になっていくであろう。生物の細胞がいかにして重力に耐え、発育することが出来るかが問題であり今後課題となるであろう。動物の細胞はその一粒一粒が球体で、その単細胞からは外に推子が発射され重力をカバーしているもののその推子が弱まれば細胞は死んでしまい、やがて生命も断たれるのである。重力の法則は複雑なもので其の強弱は一律的なもので無く大気の強弱にも左右し地下のマグマの流れにも強弱が生じ其の時代時代の動植物の巨大さと寿命が異なるのである。科学者達は宇宙に憧れ人工衛星を開発し近い将来宇宙基地を建設し人間を送り込む計画をたてているもののこれは絶対不可能である重力を作って行けば可能性はあるものの、この地球では重力は作れないのである。

著 力 抜 山