研究と開発

NO-172 [精素学] 因子

因子これは一つの「覚素体」である。人間の一生が記録されたそのものがそっくり縮小され、顕微鏡でも見ることが出来ない、精電微粒子に刻まれ子孫に遺伝していくのである。つまり貴方の両親、そしてその先祖、さらに貴方の子、その子孫、地球上に貴方の子孫が絶えるまで因子は続くのだ。我々の脳の中にそのような因子が入ってたまるかと思うが、その因子は何億有っても顕微鏡で見ることが出来ないものであるがため、脳の面積には何の支障もないのだ。このような因子は一つの核組織であるから消えることはない。何故ならは因子は化学反応を受けないからだ。普通の磁力は何千年立つと、自然熱子によって消耗するが、因子は常に精素のパワーを受けているので、その核が消えることはない。以上述べたように因子には一人の一生が刻まれているので、これを旨く探れば先祖の過去を確実に思い浮かべることが出来るのである。人間も動物も皆、因子の働きによって進化していくのだ。昔の人は因子が少なかったので、それ以上のものは作り出せなかったのだが、時代が立つに連れて因子が益々増え、素晴らしい頭を持った人が次々と現れるのである。今の子供は、昔の子供と違って考え方がすこぶる利口である。昔の人は有る意味において、お前、この場にじっとして居ろと言えば訳も聞かずに一時間も二時間も居た。だが、今の子供に言っても、理由なしに立っている子はいないであろう。これは因子の記憶と現在記憶によって脳の働きが変わっているからである。だがこのような因子にも波長性質が有って、過去の因子の波長と合わなければ、二世ベートーベンにはなれないのだ。だがその子孫には、代々ベートーベンの因子が流れるので、いつかは必ずベートーベンよりもっと優れた人間がでてくるのは確実である。よい因子を持っている子孫は、段々良くなって行く率が高いが、悪い因子を持っていっる子孫は悪くなって行くケースも多い。でも、これから先、教育が充実され悪い因子は徐々に消え、地球上には確実な平和が来るのだ。それは十万年後になるだろう。このようなことは人間の脳だけでなく、宇宙でも起こってうる。つまり過去の宇宙と、今の宇宙が違うと言う事だ。宇宙も益々進化し、次の変化に因子を与えるのである。地球上全ての生物は、自然因子の影響を受けそれに従はなければならなくなる。人間の脳も、宇宙因子を受けバランスを取っているので、世界の変化等は人間の意思で成るものではないのだ。

著 力 抜 山