研究と開発

NO-167[精素学] 縁の実態

縁の実態、これは不思議なものでその実態は中々掴みにくく、これが縁だと思ったのが突然無縁になって消えたり、そして思いがけない巡り合わせで縁になったり、その実態は知り得ないものがある。だがこのような縁は皆偶然では無いのだ、何かの原因があって結ばれるのである。縁の成り行きは無然作用で行われているので、現在の科学では分析が不可能である。無然と言っても無意味なことでなく、そこには自然磁子反応があるのだ。自然磁子これは無限で、その数は一々述べることは出来ない。磁素子の質が変化して粒子が出来上がり、地球が現われ,火,水,金土木そして数々の山川草木更に無数なる動物から、細菌に至るまで宇宙の全てが磁素、精素,光,重力等,無限なるエネルギーは磁素子の結晶から成り立ったものである。磁性は一種の電性で、これが結晶することによって火と熱を発するのである。そのような訳で0空間から不動宇宙が誕生した時は既に最小限度の磁子が活動をしていたのだ。その磁子はお互いに付いたり離れたりしながら変化をなし、無限なる質と形になって発展をなし、今日の宇宙になり、太陽地球になったり、植物動物人間に至ったのだ。そのような訳で全ての動植物、人間に至るまでが一つの磁素子に繋がり動かされているのである。人間も宇宙も、とにかく全てのものの行動が何千年も、何万年いや無限年に定まり、そのコースを巡っているだけだ。これを「設計されていない設計物」のように決まっているのである。その発展ぶりは、磁子と電子とのぶつかりが、ちゃんと決まった質と質との変化で発展と崩壊を成すので、磁素子の現在で未来が測れるのだ。そのような磁子の流れが極に至り、四次元、五次元、十次元と成るのである。ではこのような難しい縁を我々は知ることが出来るだろうか?それに対し述べてみる。先ずこれを知るには次のようなものがある。先ず相手が自分の意見通り従う、何もかも相手次第服従したい、体と体がお互いに接触したい、悪いことでも何となくよい方向に解釈したい気持になる、会いたい心、話したい心、相談したい心、快感を感じる、このようにして結ばれるのは正縁であり、欲と利用、お金などで結ばれるのを求縁という。そして正縁にも求縁にも合縁と離縁が有るので、正縁が長続きして求縁が短いとは限らない。だが一般平均して正縁の方が寿命が長いのは確かである。そこで先ず縁の実態は相対性から成るので、自分が服従したくなるか又は相手が自分の思う通り服従するかによって縁が定まるのである。

著 力 抜 山