研究と開発

NO-165[精素学]科学栄養と精素栄養

生あるもの食べずに生きられない、食べずに生き続ける生きものは宇宙、何処を探してもないはずだ。それは勿論、動力でのエネルギーは栄養であるからである。だが栄養というのは一定したものでなく、その体質によって決まる。現在の科学はビタミン栄養素に凄くとらわれている、それ故、逆効果の影響を受けるケースも少なくない。このようなことは食物だけでなく、薬物にしても同じである。お金持ちは毎日十分な栄養を採っていても、その体力はあまり丈夫でない人も多い。その反面貧乏な子供はあまり栄養をとっていないが健康で力もある人が多い。牛は人間より栄養を採っていないけれど、凄い力を持っており、亀は草だけ食べても健康で長生きする。蚕は桑の葉だけ食べても立派に成長し、人間に有益な生糸を出してくれる。松毛虫もそれなりの単食で生命を維持している。山に住んでいる動物にしてもビタミン要素はあまり必要ないようだ。それにも関わらず、人間は十分な栄養をとっていても常に病気をしたり、早死にする人が多い。これは言うまでもなく精素栄養に問題があるのだ。精素栄養とは聞いたこともないであろうが、ではそれに対して説明してみよう。精素はいうまでもなく神経を働かす電気性のものだが、そのものは体質によって働きが異なる、それを精素サイクルというのである。我々の体を流れている血液にはA.B.O,AB,型があって、その機能を果たしているものの、その血液型は精素サイクルから造られたものだ。A.B.O,AB,型は人間の血液型であるが、他の動物の型を調べればA.B.O.AB,とは全く関係のない血液型を持っているのが多い。その型にも性質がそれなりの血質栄養が必要となり、体のバランスを保っているのである。同じ血液型を持っていても好みが違うのは、精素サイクルから来るものである。科学栄養とは一般的なものであって、個人的なものではない。これからの健康食は科学的でなく、精素的からのものとなるのだ。精素的な食物は全く科学で割り切れないものが多い。唐辛子、にんにく等は科学的な栄養は含んでいないが、精素的な栄養が含んでいるのだ。漢方薬は殆ど精素的から効果を現したものが多い。これは科学的でなく、永年の経験からつくられたものである。

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