研究と開発

NO-162[精素学] 21差から30差まで

21差から30差までの訓練は、意識神経を応用したものである。人間は 優秀な脳を持っており その技能は正に 四次元の組織に 匹敵する。そこにある秘密は、現在意識と潜在意識との通信、精神と心の構造、思想と性質の理念、気と核との調和、正と悪との反動、欲と情の交差、愛と真と因、内功と外功との交流、遺伝と宇伝の変化、このような働きを殆ど意識神経が担当しているのだ。このような多方面の働きをするには、それなりのエネルギーと活動力が必要となる。140億以上もある脳神経に50億以上もある脳室、これが充分に活動するには、よい血液と油電質栄養、脳コンデンサーの働き、そして良き脳波が必要となる。このような複雑な脳の働きを助け、そして流動的に強化されるのが21差から30差までの働きである。だが,道,これ最終的に一つに絞られるのである。道とは自分が専念しているそのものを、達成するに至って進む道であるが、窮極的には意識神経の統一になるものである。何かで名人になれば、神奇不可思議な事が出来るということだ。何事でも名人を超えれば一般常識では計り知れないものが出来るということだ。だがそこには意識神経の統一を如何にして、より早くより優秀的に鍛えるかによって道が出来、或いは忍術、借力、縮地法の修道法が現われるのである。生化神経と感覚神経の働きは限界があるが、意識神経の働きは果てがない。そして意識神経の働きは、生化神経と感覚神経を鍛えて、そしてその力を借りて目的を果たし,これを応用したのが、助ける借であり精素と磁素の極度を借りて応用したのが借りる借である。我々の脳では四次元のエネルギーで構成されている以上、無限な秘法が潜んでいる。勿論人間の脳はその働きに限界があるものの、他の動物には真似の出来ない、脳組織をもっておる。21差から30差は脳室の働きを生かし、全ての脳の働きを統一分担させる訓練法である。一差から十差迄は生化神経訓練であり、11差から20差迄は感覚神経、21差から30差迄は意識神経の訓練に相当するのである。天.中.地.脳は天力であり.器官は中天力であり.筋骨は地力に相当するのである。

著 力 抜 山