研究と開発

NO-160[精素学]  十 差 迄

自然には天と空と地があり、人間には頭と胸と腹がある。天に相当するのは頭部で有り、空に相当するのは胸部、地に相当するのは腹部である。即ち、宇宙のエネルギーから構成されたのは頭部であり、空間自然エネルギー等から構成されたのは胸部なのである。そして地球のあらゆる要素から構成されたのが腹部と器官などである。これを三大構成体と言う。人間の体には消化器官が三つある。その一つは腹部での胃腸消化器官であり、二つめは空間又は大気エネルギーを消化させる肺である。三つめは、宇宙のあらゆる電子又は磁素電子等の放射物を消化する頭部の脳である。これらの三大消化器官が故障すれば腹部では下痢をし、胸部では嘆が出、頭部では鼻水が出る。このような現象を食い止め、正常化させるのが十差までの第一ポイントである。第二番目は忍耐力と力を意味する。即ち超人的な体力、超人的な忍耐力、超人的な細胞、超人的な骨質、超人的なスピード、超人的な神経、このような体質を作り上げるのが十差までの役割だ。その呼吸法は主に酸素と炭酸ガスの組み合わせが多く、そこから出る電子の働きによって体力ならび力が倍増していくのである。その他にも約30種類の法則があって、その構成は差法と調節の秘訣にある。借力訓練において一番辛いのが十差までであり、十差が過ぎると段々楽になり、二十一差が過ぎると呼吸は必要としないのである。十差までマスターする期間は平均して5年ないし10年かかる。十差が終われば左脳パワーは確実に落ち、コントロール神経がある程度左脳在、右脳に反応するので、秀才、天才になるのである。ではここで十差までの借力訓練の効果を説明する。一般運動と借力運動を比較してみよう,先ず、一般運動は脈が上がる。空腹の時は不利であり、筋骨隆々となる。脳の記憶体が低下する。神経痛になり易い。体速が鈍る。疲れが取れにくい。運動時間が長い。感受性が悪い。酸素の消耗が多くなる。では借力の場合はどうか、脈が下がる、空腹時は有利であり、体がスマートになる。脳の働きが良くなり、体に酸素が充満するのである。これらの効果は十差までで確実に得られるのである。十差は天、中、地、での地に側するもので、過飲過食、過労過欲、過性過愛、過遊過友、過念過雑、等は禁物である。

著 力 抜 山