研究と開発

NO-139[精素学]  戦いと正常

地球上で戦争が断える時があるだろうか?宇宙でも地球でも争いは永遠に続くのである。争いが宇宙の法則で有り、摩擦が大自然の仕組みである以上全ての電子は摩擦と争いで発展するのである。人間誰しも平和を望み幸せを望むのだがなかなか難しい、己が強くなって相手を倒さない限り平和は有りえない。これは思想の違いから来るものである。電子は飽くまでも己の性質に合うものは手近に引き付け、異質の物は突き離すのだそこから推力の重力が現れ熱と光が発生したのである。人間、そして全ての動物が誕生したのも、離着作用で発生し争いで生まれた人間が穏やかに生きる筈がない。動は生であり止は死であり、動は戦いであり、止は敗北である。戦いに勝ってこそ希望と夢が得られるのであって、敗北者が幸せを得ることは出来ない。敗北者が幸せを望むのは難しい。古代も現代も未来も戦いに勝てない限り幸せな国にはなれないものだ。戦って勝つのが正常であり地球に戦争が絶えない正常になる訳だ。これは宇宙と地球だけでなく、人間の体でも同じことが起こっている。脳の戦い、神経の戦い、筋肉の戦い、脳では正悪との戦い、遺伝脳宇伝脳との戦い、思想と思想との戦い、欲と欲との戦い、過去と現在との戦い、そして勝ったものが行動に移して幸せになったり不孝になったりする。神経では、三大神経では生化神経が欲するものを、 意識神経が抑止させ、感覚神経が欲するもの選別して摂り入れる、自体に必要なものは摂り入れ、嫌いなものは受け入れない。自体に合うものは摂り入れるが嫌いなもの、毒物は生化神経の働きで外に吐きだしてしまうのである。そして筋肉でも同じ細胞と細胞との戦い、冷、熱、の戦い等で勝ったものは栄養と酸素を得ることが出来るが、負けた細胞はそのまま死んでしまうのである。宇宙、自然、人間、動物、草木、固体、液体全てが争って、勝ったものが生き残るのである。貴方が幸せになりたいなら、全てに勝たない限り幸せは得られない。男は先ず恐怖に勝ち、雑念に勝ち、苦に勝ち、雑欲に勝ち、悪に勝ち、力と勝負に勝ち、不理に勝ち、悪習に勝つことである。女は美を捨て、家庭に充実、悪に勝ち、経済に勝ち、愛と情に勝ってこそ幸せを得られるのだ。戦って勝つのが正常である。

著 力 抜 山