研究と開発

NO-133[精素学] 力と感覚神経

五官から刺激されて現われる力、六感神経の働きで起こる力、人間は特に感覚作用から起こる力の左右が大きい。勇ましい映画等を見た時心が動揺し、拳を握ったり自然と体が動きだす。勿論これは記憶されたのが現在のものに刺激されて起こる現象である。悲しいものを見たときは涙が出、面白いものを見たときは笑いが出る。これは人間特有なものである。通常動物界では考えられない現象である。これは感覚が意識神経に刺激されて起こるもので気分で生き気分で死ぬ、気持の良し悪し、予感等これ皆、感覚神経の力によるものである。だが如何によい感覚神経を持っていても、記憶された経験が無い場合は感覚は機能を発揮しないのだ。砂糖の味を知らぬ人は砂糖を見てもその甘さを知らないのだ。人間もコンピューターも同じで、先ず記憶されたものから感覚が働くのである。鮮やかな記憶を持っている人は、鋭い感覚を持っており感覚の働きには遺伝的感覚と記憶的感覚の働きがある、赤ん坊が笑うのは遺伝性からの感覚反応である。感覚の働きで病気が治り、感覚の働きで健康や寿命も伸びる。感覚神経は感情を作り美人を作る。美人は感覚神経が優れていると言っても過言でないだろう。美人は一生困らない生活をしている人が多い。美人は参事、即ち車の事故哀れな死に方をする人が少ない。男より女の方が美人であるので、感覚神経は女の方が鋭い。霊媒師などに女性が多いのも美感から来るものである。女性の感は鋭く、夫の仕事が旨く行くかいなかを前もって分かるケースが多い。夫が妻の話を聞かない家庭は失敗率が高い。迷いのない信念は強い感覚心から生じるもので、その目的を達成する率が大きい。自分は必ず強くなる、自分は必ず偉人になる、自分は必ずお金持ちになる、自分の病気は必ず治る、 このように迷いなしの信念は、10中8.9目的が達成する勿論これは生運70%の範囲から決まるのだ。 人間  如何に努力しても磁素場に材料が無い生運からは作れないのだ。これらの感覚神経を応用して築き上げたのが、気合い術、催眠術、読心術、 等である。人間誰しも予感を感じるものの様々な雑念が予感を邪魔し無能にしてしまう。まさかが自分を殺し、もしやもしやが不運を呼ぶ。欲が感を殺し、憎み嫉妬が感を排除する。恐怖、恥心、高慢、 短気等は感を犯す邪魔ものでもある。成功している人は感が強く、感の弱い設計は失敗が多い。感は計算ではない、飽くまでも哲学なのだ。哲学は科学も計算も及ばないものである。

著 力 抜 山