研究と開発

NO-131[精素学] ビタミンと精素

ビタミンは人間の体になければならない栄養素であるが、体内でどのような仕組みで働いているのかはあまり知られていない。ビタミンを精素学的に分析してみると、酸素が多く含んでいる物質、炭素化物質、油質、鉄分、除毒性、熱の保助、冷質、粘液性、そして電性になる。酸素が多く含んでいる食物は梨、林檎、西瓜、メロン、みかん、葡萄、オレンジ、パイナップル等であり、炭素物は米、ジャガイモ、さつまいも、麦、野菜、豆などにある。油質のものは胡麻、玄米、豆類、魚、肉などである。鉄分のあるものはカルシュウム、動物の骨、皮、胃腸、筋に多い。 除毒性のものは大根、キュウリ、昆布、にんにく、生姜、塩分、味噌、砂糖、醤油、かぼちゃ、ねぎ等である。熱の補助植物は唐芥子、たまねぎ、珈琲、紅茶、酒、朝鮮人参等である。冷質の植物は、餅、カルビー食肉の足と尾、つまり、コムタン等にある。そして電性のものは、空気と水、鉄の粉末、鉱石等である。以上述べたもの以外に多く含まれているものがあるが、それは薬である。薬には二つの使用度があって、その一つは薬を使って殺菌するもの、二つ目は体内で栄養を促進し、白血球に力を与えるものである。その他に、精素エネルギーは電質性で脳電性、即ち脳で充分な電気を送らない限り、如何に良いビタミンをとっても無駄になる。反面、充分な栄養を摂っていなくても精素電子が充分に働けばビタミンが不足していても機能が発揮するのである。脳精素を充分に働くようにするには、先ず良く寝ること、雑念、 心配等をしないこと、適度な運動、何でも良く食べること、悔しい思いをしないこと、多酒、多煙草を避けること、そして過セックス、疲れを早くとること、または酸素と水分を多く摂ることだ。つまり、人間の体はビタミンだけでも駄目であり、精素だけでも駄目である。精素ビタミンと肉体ビタミンが混じってこそ充分な体質になるのである。我々の体は、ビタミンが多すぎても困り、少なくても困る。そこをうまくコントロールすることによって健康と寿命が養われるのである。他に重要なのは神経の働きである。神経は体内で不足しているものがあると、脳に刺激させ、ものに気を向かわせ、食べたい気持をおこす。してみると人間は自分の好みのものを食べればビタミン摂取が出来るといえる。だが気が向いた食事でもいけないものがあるものの、科学的又は言い伝えにも気をくばるのがよい。

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