研究と開発

NO-126[精素学] 流 動 運 命

運命には、固定運と流動運がある。固定運は、生まれてから死ぬまで決まっているものであり、流動運は別の影響を受け、進化と退化をしていくものである。即ち固定運は生まれて死ぬまでの寿命や、遺伝から受けた全てのものが、固定されて現在と未来が決まるのであるが、流動運の影響を受け寿命が縮んだり伸びたりするケース等である。これを一種合運ともいう。流動運によって人間も宇宙も変化していくのではないかと思われるが、そうではない。実際のところ、宇宙も人問もそして動植物に至るまで、その運命は決まっていて、それぞれその軌道にはまって流れているのである。つまり、宇宙電子または磁素の変化は数理的であり、 確実な計算的に発展滅亡するのである。我々の体も精電子の回転と波長によって生まれ死ぬまでのものが決まっていて、一寸も狂わないのだ。宇宙の回転が狂っていれば宇宙組織は成立しないのであり、体内での器官の働きが狂えば人間はー時も生きていられないのである。自然組織はあまりにも複雑と精密になっているので、我々の頭脳では知ることが出来ないのだ。私は、 一般的に納得がいくように固定運命が70%、自運が30%だと言ったが、実は100%流れに、組れて動いているのが宇宙と人間である。全てのものの変化、全てのものの生死、話す言葉も思考もみな宇宙電子と人間電子とのっながりでなしていく以上、自意等は有り得ないのである。貴方の職業,結婚,生死.成功.失敗,そして苦労しているもの、重病にかかるもの、みな流れである。流動運は現次元からの表現であって、高次元から見た時は流動運等はないのだ。流動運は現次元の理論でのものであり、生物が生まれて死ぬまでの生態条件を固定運とし、途中事故に合って死ぬとか、他殺.じ殺等は流動運というが、全てが固定運から始まり固定運によって没するのだ。細かい波長脳を持っていれば今日何時に誰と会うとか、明日何事が起きるとか、何もかも皆知ることか出来るのだ。もっと凄くなると、地下の何処に金が埋まっているとか、何もかもが分かってしまうのである。だが分かるのも運、分からないのも運、とにかく運は宇宙の組織にあたるものであり、運命は作るものでなく、宇宙の不思議は誰も知ることも出来ない。 唯人間が表現しようがなくて使われた言葉に過ぎない。運は結果論のことであって、測定は出来ない。運とは、知らないものの流れと結果を表現した言葉に過ぎないもので、正確にいうと版図のことである。

著 力 抜 山