NO-91[精素学] 三 大 次 元
宇宙次元、磁素次元、陰陽次元、これを三大次元という。勿論この次元の中にも各異なる次元があってその性質が違う。まず陰陽次元を述べてみる。陰陽つまり二つのものが相対し共存する次元のことである。勿論、陰陽の元は一つのものであるが、それが外部に発射される時は必ず二つに別れ、プラス,マイナスとなり発射をなすのである。陰陽次元は自然での最大元素で、自然全てのものは陰陽二大法則によって形成されるのだ。そして大空間も0空間もみな宇因二者とパワーの法則によって組織されたものである。相対性とか極対性等はみな陰陽法則から現れたものだ。つまり相対性は一つのものが前に進むとーつのものは後に進むとか、一つのものが拡張すると一つのものは縮小するとか、自然全てのものは二者の異なった働きによって進化をなしている。磁素次元、つまり宇宙生命源は陰陽だけでは果たせないのである。即ち陰と陽は力であって、エネルギーでない二つがぶつかってエネルギー化するのだ。人間が生きていくには生命が活動できる条件、即ち空気熱、水、食物このようなものがない限り人間は生きていけない。これは宇宙も同様で、大空間から破力宇宙に至る迄あらゆるものが生きて行くには活動できる条件を与えてくれるそのもの、次元と磁素は宇宙の生命源になる。宇宙次元、これは主にパワーとスピードで構成された次元である。電子、推子、磁子、光子、熱子、冷子等はみなスピードからつくられたものである。即ち三大次元は共にあり共に相対して生存するということだ。いかなる大きな物体にしろ、いかなる小さな電子にしろ必ず三者が働いてものが構成される。これを次元バランスという。次元バランスが旨く合っている時は成長するが、崩れると退化するのである。我々の体に対し三大バランスは血液、神経、細胞である。つまり動脈と静脈が旨く交流されてこそ健康が成り立ち、三大神経が旨くバランスがあってこそ心身が安定する。我々の体はみな細胞組織から構成されたもので、全身の細胞が十分に働いてこそ完全な体の役目を果たすのである。即ち、神経は磁素次元に相当し血液は陰陽次元に相当し、細胞は生物次元に相当する。つまり人間、動物、全ての生命は血液の中から造られ、神経が現れ体が出来上がるのである。極小に至る電子にしても三大次元の働きによって構成されるのである。
著 力 抜 山