研究と開発

N0-86[精素学] 宇 因 一 者

有因無因、有始無始、因果関係によって構成されたもの、因果関係なく構成されたもの、有始無始、始まりがあって成立したもの、始めが無くして構成されたもの、これ全てが宇因一者からのものだ。つまり宇因一者とは宇宙有因無因を生んだ元である。詳しくいうと、磁素から有形物になったものは有因物であり、磁素でもなく物質でもないのは無因法則から現れたものである。有因法則と無因法則、この二つの力が宇宙を構成し自然を成立させたのである。まず有因体は光、熱、電子、粒子これは有因法則からのものであり、重力、推波、冷、磁素、精素などは無因法則から来たのである。即ち、有因法則は陽性であり、無因法則は陰性になる。無因法則の実態は始まりも終わりもなく生死も寿命もない。全てのエネルギーは始めがあって終わりがあるのだが、無因物は始めもなければ終わりもない。ただパッと現れてパッと消えるだけである。つまり、無因物はエネルギーでなくパワーの結晶物だということである。エネルギーというのはその進化が順序によって変化していくものであり、パワー結晶物は順序とか変化等は全くないのである。無因結晶物は化学反応がない無因によって成立するのである。では一体このような無因はどうして現れるのか?それはOパワーの産物である。つまりO空間パワーが独立的に流動摩擦して宇宙と自然に流れ込み、無因となったのである。万ー無因パワーが自然の中になかったなら生物は存在しなかったし、宇宙の構成も成り立たなかったのである。無因パワーが有因エネルギーを押さえているから適当に変化され電子とか熱または光があるのである。磁素とか冷子、重力などはエネルギーでないので、電子、粒子の力では全く手も出せないのである。つまり有因無因も宇因一者からで、宇因一者の働きが止まると二つのものは無くなってしまう。では一体宇因一者とは何ものか?宇因一者は無次元物ということだ。宇宙全てのものは次元によって発展し、次元によってその質が異なるが、宇因ー者は次元もなければ陰陽もない、電子でもなければエネルギーでもない、熱でもなければ冷体でもない、あるものでもなければ、ないものでもない、始まりもなければ終わりもない、何と表現さえできない宇因一者である。つまり大空間宇宙の核には宇因一者体が潜んでいる。

著 力 抜 山