研究と開発

N0-64[精素学]   遺 伝 脳

遺伝、これ実に人間の一生を左右する存在である。遺伝で流れが決まり、遺伝で性格もつくられる。遺伝頭脳、遺伝教育、遺伝からの趣昧、遺伝からの風習、遺伝と天才、遺伝の寿命等、生物は殆ど遺伝によって支配されるのである。遺伝には父系の遺伝、母系の遺伝によって子孫の遺伝脳が働くのだ。そこで知っておく必要があるのは、遺伝子の強弱によってその結果がつくられることだ。即ち、父の遺伝子が強ければ父に属したものがつくられ、母の遺伝子が強ければ母に属したものがつくられる。だが両親に全然似ていないのは宇伝子のエネルギーが強いからである。宇伝子にも五大種類があって、それぞれ強いものが働くのだ。遺伝はずいぶん複雑で、父系母系をさかのぼった祖先の遺伝子が働いて現れるケースも多い。両親は学者であるが子供はスポーツマンであるとか、まるきり両親の正反対なものに素質があるとか、両親はブスであるが子供は美人だというのは、祖先の誰かの美形因子を受け継いだからである。人間も動物も生まれて間もない時は外部から教育は出来ない。だが、母の乳に口が触れると吸い込み、気にいらなければ泣き、よければ笑う。嫌であれば頭を横に振り、よければ上下に振る。そして成長すると男女意識が働いて結婚子を産む。動物も皆同じだ。そして遺伝脳の働きも元々は宇伝脳からの賜物である。宇伝脳は宇宙の法則によってつくられたものであり、遺伝脳は宇伝からの働きによって、より良い環境的に合理化され発展をなすのである。即ち、遺伝脳は哲学的科学的頭脳である。そして遺伝脳と宇伝脳をコントロールするものがある。遺伝脳の役割を決定するもの、遺伝脳の働きを宇伝脳に持ち込み調和させるもの、宇伝脳の働きを遺伝脳に持ち込み分折調理するもの、遺伝脳には全く触れず宇伝脳から出るものを現実的にコントロールするものがある。我々の脳では複雑な過程を経て理論がつくられ、哲学的科学的問題を解決していくのだ。しかし遺伝脳は宇伝脳の支配を受けざるをえないのである。即ち、遺伝脳は哲学、科学これ全てを宇宙での流れによって決定される。宇伝子は宇宙の変化を受信し、磁素エネルギーと交流をする。遺伝子は宇伝からの付随したものを作り、実行に移してゆくのである。即ち、宇宙の変化が破力に変われば、遺伝脳は戦略に必要な殺人武器を作り、推力性になると資本主義、陰力性になると愛情主義、成力性になると英雄主義、許力性になると善良主義と人間の心が変わり、それに相当した遺伝人物が活動するのである。即ち、遺伝脳は宇伝の使者でもあるのだ。

著 力 抜 山