N0-62[精素学] 宇宙本能と人間本能
宇宙には宇宙としての本能があり、人間には人間としての本能がある。有生命生命体、即ち宇宙はただ命を持っている生命体であって、人間のような形を持っている生命体ではない。宇宙は一つのパワー生命体として次元の子孫を産み宇宙を構成し、磁素からのあらゆる電子を放電している。人間はそれらの磁素電子を充電し、精素をつくりだして自己生命を維持し、そこからの生態法則によって本能性を発揮している。それらの本能性は現在と未来を誘導し、宇宙本能性と接触、生まれてから死ぬまで次元の成り行きに従っているのである。これは人間だけでなく、あらゆる物質並び生命を持っている動植物これ皆同じだ。まず宇宙本能であるが、宇宙も誕生した時は両親のような元になるものがあゥて、そこからの結合によりあらゆるものが現れた。その順を言うと、パワーの推層から磁素が現れ、磁素の陰陽から物質が現れ、物質の単回復回推子から生命体が現れ、左右脳の働きが活発になって現在の人間まで至ったのである。これらの現象から見ても全てのものは二つの力によって、その二つの力は新たなものをつくりだすということがわかる。人間も最初から男女でなかった。細胞内部での二合三成の働きによって次第に男女に区別されて子孫を産むようになったのである。このような二つの原理は宇宙が存続するまで、人類が滅亡するまで耐えることなく続くのである。繰りり返して言うと原始人間の祖先は皆子供を産んだのである。その他宇宙には宇宙としての原則があり、人間は人間としての規則があって、この二者の本能性は全く変わりのない内容である。人間は食べる、楽しむ、欲することによってその本能が退化し、宇宙本能性と繋がらず自滅することが多い。我々が宇宙本能に従って生きることが出来れば、永久なる幸せは勿論、あらゆる困難を避け、一生を泰平に暮らすことが出来るのだ。生きる為、憎しみ、殺傷、自然破壊をする。これらは皆、宇宙本能を無視した悪性遺伝の仕業なのである。では宇宙本能に準じて生きるにはどうすればよいのか?その原理は一つ、左脳と右脳を無くし、中性脳で生きるべきである。中性脳を造るにはコン卜ロール神経が中立性を保てばよい。その訓練方法としては二通りあって、一つは左脳パワーを落として中性脳を造るか、中脳を刺激して中性脳を造るかしかないのだ。前者はあらゆる修行法であり、後者は力抜山流借力秘法である。
著 力 抜 山