N0-49[精素学] 天 変 地 異
宇宙で変化があれば地球でも変化があり、地球で変化があれば生物と人間に変化がある。逆に言うと、生物と人間に変化があれば自然にも変化があり、自然に変化があれば時代にも変化がある。時代に変化があればマグマと重力にも変化があり、次元にも変化がある。そして地球に大異変が起こるのだ。このように全ての天変地異は皆繋がっているので、難病と気候、戦争と飢餓、内乱と旱魃、とにかく生物から宇宙に至るまでその異変は統一性がある。だがこれらの異変にも強弱と逆反応というものがあって、在る所がつぶれれば在る所は繁盛したり、在る所がだめであれば在る所が良くなる、これか宇宙の逆転法則というものだ。天変地異というものは、天で破壊があれば地球にも破壊があるとは限らないので、天での破壊によって地球が安定するとか、自然に異変があって人類に幸せがおこり、戦乱の中で大金持ちが現れ、ショックと苦しみから新たな人生が始まり、夫婦喧嘩から家庭円満が高まることがある。これか陰陽法則なのだ。陰と陽は不思議なもので、陽が極に至ると陰に変わり、陰が極に至ると陽に変わるもので、全ての変化には必ず陰陽法則の原則によるものである。さらにこれらの天変地異には必ず相対異変と極対異変があって、相対異変の時は宇宙から生物に至るまであらゆる惨事がつながって起こるのだが、極対異変になると逆転するのである。何故そのような相対極対異変があるのだろうか?それは次元の進行からなる。次元の進行と言うとチョット戸惑うが、我々が知らないこの宇宙では強烈な次元帯が刻々とその要素を変えているので、その成り行きはあまりにも複雑で全部解明は出来ないが、簡単に言うと、陰陽の進行と言うのは、両じ力では絶対進行出来ないもので、陰が進む時は陽は停滞し、陽が進む時は陰は停滞する。このように流れている時は相対異変が起こり、乱れる時は逆変化が起こるのである。全ての天変地異は必ずその元は次元によるので、我々の肉眼で見える銀河宇宙とか全ての星は、この見えない次元の進行によって大きく左右されるのである。そしてその異変は必ず極対法則によって現れるので、進行中は何も起こらないのだ。そのような訳で宇宙の変化から生物の変化、地震、旱魃、台風、洪水、疫病に至るまで、科学の力で予知ずることは出来ないのである。
著 力 抜 山