研究と開発

■NO-42[精素学] 健 康 革 命

健康革命は可能か?健康というのは大変複雑なもので、ちょっとの油断で体調が崩れ、心の持ち方によっても健康に大打撃を与える。健康に一番大敵はリズムである。リズムにも色々あって、それを皆守ることは出来ない。その中で守らなければならないリズムがある。まず、心のリズム、睡眠のリズム、生活のリズム、食事のリズム、対人のリズム、活動のリズム等が優位を示す。では心のリズムから説明してみよう。心というのは強そうで弱いものであり、自信があるようで自信のないのも心である。強い心が精神を造り、弱い心が動揺を造る。このような様々な心が体を弱め、脳を退化させる。反面、賢明な心が健康を強化してゆくのである。だが、このような複雑なものを全部守ることは出来ない。そこで必要なのが心の虚空である。つまり、何もしない時は頭を使わないことだ。仕事をする時も常に何も考えないこと。即ち、直ぐ忘れてしまうことが大切である。これは大変難しく、忘れようとしても忘れられないのが心の動揺である。その時は脳に負担のかからないものに集中すればよい。それには音楽、ゲーム、読書、スボーッ、釣り、旅行と色々あるが、そこで必要なのが五官からの集中方法である。目から見て心を休めるもの、耳から聞いて安心するもの、味覚での食べ物、とにかく心を一箇所に集中すれば雑念は無くなるのである。睡眠のリズム、これは規則正しい睡眠をとることだが、これが旨くいかない時、どんなことがあっても昼寝をしないことであり、体を疲れさせることである。生活のリズムには、一変に変わったことはしないことである。大きな変化のものは1ケ月も2ケ月もゆっくり考えて結論を出すべきである。食物のリズムは、自分の体にあった量と間隔をおくこと、好嫌いを避け、栄養食と無栄養食とでバラソスをとることである。対人リズムには、複雑な友達を作らないこと、義のない友達は避けることである。活動リズムは、自分の現実をよく知り、気にかかる活動はしないことである。つまり、無理な行動は避けるべきである。このような簡箪なものを守るにしても大変難しいものだ。適当な生活適当な活動、適当な付き合い、全てを適当にしておけば健康は常に維持が出来る。人間は無理から失敗し、無理から命を縮めるものである。無理というのは欲から来るもので適当から上回る欲は絶対もたないこと。修業というのは欲を消すことであり、教育というのは人を傷つけないことである。

著 力 抜 山