研究と開発

■NO-41[精素学]  生物と空間

宇宙の空間、時間での空間、極の空間、無次元の空間、そしてエネルギーの空間、スピードの空間、陰と陽の空間、又は生命の空間、全てのものは空間と次元によって物が成立し構成される。我々人間も時間の流れと空間方式によって、進歩と退化を成すのだ。宇宙法則によれば、退化は有り得ない。退化とは新しいものを造る空間であり、進化と発展を成すきっかけになる。新しいものを造るには古いものを捨てなければならない。家にしてもその土地に新しい家を建てるには古い建物を壊さなければならない。人間も同じことで、世の中が発展して行くには、古い人間が死んで行かねばならない。つまり人間が死ぬということは、新しい文明、新しい思想を造る空間が出来るという事である。このような空間法則を生還空間という。つまり見えるものは無くなり、見えないものが進歩していく。これらの空間法則は唯物的な成り行きでの遺伝子とは関係が無いのである。我々の常識では全ての発展と進歩は遺伝子によって造られると思いがちだが、空間法則は違う。逆に遺伝子の進化は空間法則によって成り立つのである。空間法則は次元から造られるもので、その次元が有極無極に向かって行く時、当次元の枠に空間が出来、その空間電子の働きによって全ての生物が影響を受けるのである。これを生物空間という。詳しく言うと、全ての生物は空間法則によって現れるので、その空間エネルギーに条件が合わない生物は現れない。そのような訳で、古代からの動物又は植物を見ても、皆それぞれの年代を持っているのである。例えば恐竜にしても、この恐竜が地球上での一箇所で現れたのでなく、条件が合った地域の至る所で現れたのだ。同じ恐竜でも南と北のものでは異なる。象にしてもインド象とアフリカ象が違い、人間も東洋人と西洋人が違い、植物も国により少しづつ違う。これは言うまでもなく、その空間条件によって一定時期に生物が現れたことを意味する。例え一つの国が何かの形で絶滅し、数千年後新しい人種が現れ、その人種が他の人種と接触を持たなかったとしても、空間条件によって文明での思想を持つようになる。思想も宗教も空間法則によって現れ、時間が立つにつれて古いものは去り、新しいものが現れるのである。

著 力 抜 山