研究と開発

■NO-30[精素学]  重カに殺される

大きい者は小さい者に殺され、小さい者は大きい者に殺される。弱肉強食、弱くて小さい者は殆どが大きい者によって食べられる。生命を持っている者は皆、その本質が同じもので、自分の身を守るのに必死であり、殺されるという意織で一杯だ。我々人間は地球上で高等動物と言って誇っているが、よく考えてみると、かえって他の動物よりも残酷であり、池球上で一番汚い存在かもしらない。動物は一般食べる以外はむやみに殺生とか乱用等はしない。だが人問はどうか?お金になるとして殺し、珍しいから捕らえておりの中に入れて楽しむ。生命を持っている動物これ皆、生きる権利は人間と同じものであるはずだ。してみると、人間は高等動物でなく、下等動物になるのだ。だが、宇宙はこのような悪党動物をいつまでも見てはいない。いずれは悪党たる人間を地球上から絶滅させ、もう一度原始的な自然界を造り、皆が仲良く暮らせるょうに仕組むであろう。これは宗教的な理屈でなく、宇宙の進化と退化の法則によって決まるのである。宇宙の法則によれば、伸びすぎる者はそれを縮める者が現れ、強すぎる者にはそれを弱める力が働き、残酪な者にはそれを矯正する者が現れる。即ち、大きい者は小さい者に殺され、小い者は大きい者に殺されるのである。しかし、これだけでは十分な均等がとれないので、全ての者は重力が殺す仕組みになっている。重力は生物を生かしたり殺したりする秘密兵器である。勿論、重力がないと生物は現れないのであり、宇宙から生物まで重力によって生き、重力によって殺されるのである。現在、米ソを始め全世界の科学者は何とかして重力を解明し、国力を振るい国権を謀ろうとして必死だ。宇宙をリードする重力、生命をリードする重力を残酷なる人問がこれを利用すれば、宇宙は増々困難に陥ることは確かである。人間は知恵と権力とお金さえあれぱ何でも可能だと思う。だが、宇宙はそうさせないのである。その訳は人問の体は宇宙の法則によって造られ、人間の心も宇宙の工ネルギーによって現れたものである以上、宇宙法則に違反する行為は絶対許されない。と言うより、人間の思う通り出来なくなるように仕組まれているのである。例え、世界を制圧し、世界を掌握したとしても、重力はその人に永遠に生きる権利は与えない。重力に負け健康は崩れ、重力に負けて意識は不透明になり、英雄も重力によって消されるのである。

著 力 抜 山