研究と開発

NO-207[精素学]生 き る も の

早死するものと長生きするものの実態は又解明されていない。力があって健康な人も早死し虚弱な体質でも長生きする人もいる。これは人間だけでなく動物も同じで、病気のない野生動物でも60年以上生きられるのはあまりないようだ。その原因は運動不足でもない。野生動物ほど運動するものはいないが寿命は短いその理由は何処にあるのだろうか?寿命の法則によれば一年草等も実のところ一年草でないのだ。草も木と同じく秋になれば冬越しのため、茎と葉っぱを枯らし根の方で養分を貯える、そのようなことを繰り返しながら何十年も生き続けるのである。でも草の根が如何に頑張っても人間より長生きは出来ない。力がある牛や馬でも寿命が人間よりも短い。何故だろうか?ではその実態を探ってみよう。先ず生命の元素は三つのバランスから成り立っている事を知らなければならない。その一つは陰陽組織、二つは電性組織、三つ目は細胞組織である。この三大組織が十分に働いてこそ、生物は長生きし健康になるのだ。陰陽組織は推子に働きかけ、体の保温とバランス神経の強化等に影響を与え。電性組織は細胞の活動、骨、肉、経、の強化、脳の充実、神経の生態に影響を与えているのである。細胞組織は言うまでもなく体の成育に働きかけ栄養の配分を調整して体力を維持させるのだ。これらの三大バランスが旨くコントロールされてこそ動物が長生きするのである。牛と馬等はどうでしょう勿論これらにも生命三大力は働いているが、バランスが欠けているのだ。その大きな原因は放電である。毎日脅えてでの生存競争で細胞の過熱に原因があるのだ。脳での高度な放電アンピアによって細胞組織が火傷をし壊れやすくなるからだ。早く熱するものはその内容が不健全になるのである、人間も過熱生活をする人は早く死に、悠然な人は長生きする。脳が早く発達した人は早く死に、遅く発達した人は長生きするのである。早熟早滅、早達早壊、になるのだ。これは生き物の原則であるのだ。では大木は何故長生き出来るのだろうか、それは細胞に熱を持たないからだ、細胞過熱を防止するには酸素を少なく摂る必要があるのだ。即ち木は一生冬眠状態の生き方をし、電子の働きが弱いので体に熱を持たないのであり栄養を酸素から分解するのでなく水素から分解し、余計な酸素を放出するからだ。そしてもう一つは呼吸力とバランスである。このような働きをする生命体を無生命体生物といい又は【炭素性、性質細胞体生物】という。

著 力 抜 山