研究と開発

NO-202[精素学]   変化の原理

全ての変化は極対性と相対性からなり極対性は十対十、一対一、がお互いにぶつかり強い衝撃を受けながら変化して行くのを言う。その反面相対性変化はお互いが引きつけ合い融合し変化されるのである。その理由は拡張スピード縮小スピードにある。このようなことが何重にもなって繰り返しながら結晶し、出来上がるのが粒子である。単子がぶつかって素子になり、素子がぶつかって素粒子になり、素粒子がぶつかって微粒子になり、微粒子がぶつかって粒子に成るのだ。これを変化の原理という、反対を退化の原理というのだ。生物では生化と老化の事である、一般20才頃が生化期であり、その以降が老化期である。これは宇宙でも自然でも同じことである、一生一死、一回現われたものは必ず死ぬのである。宇宙の寿命元は磁素であり、自然での寿命元は太陽であり、地球での寿命元はマグマである、人間の寿命元は精素にあるのだ。太陽が消えることなく永久に輝ていれば自然は永遠であり、磁素が永久であれば宇宙も永遠であり、マグマが永久であれば地球も永遠である、人間も精素が永久であれば永遠に死ななくて済むようになる。だが果たして永久というのがあるでしょうか?この有形宇宙では永久とか永遠などは有り得ないのだ。だが一つ永遠なるものがある。それは大空間宇宙である。エネルギーから作られた宇宙は寿命が有るのだが、無エネルギー大空間宇宙のようなパワー体のものには寿命は無いのでありそこには変化という原理は無いのだ。変化というものは◯空間から始まったのである、変化が遅いほど寿命は永いのであり、変化が早い程寿命が短いのだ。人間にしても成熟の早い人は短命であり、早く成功した人は早死するケースが多い。これはあくまでも自然の原理原則である、早く出来上がったものに頑丈なものがなく、早く作った料理に味が有る筈がないのだ。醤油を作るにしても、酒を作るにも何年もかかってこそ始めておいしい味がでるのである。このような変化の原理は至る所で起こり、極対性と相対性をなしてるのだ。人間社会で極対性は戦争であり、体で極対性は病であり、心で極対性はノイローゼであり、宇宙での極対性は磁素ホールであり、自然で極対性は旱魃、洪水、氷河期等であり、地球での極対性は地震である。極対性での変化は殆どが破力で滅亡的変化である。その反面相対性変化は流動的変化で、お互いに融合しながら変化するのである。太陽と地球の相対性、人間と動植物との相対性、男女の相対性、冷熱の相対性、心と体の相対性、酸素と炭素との相対性、呼吸と脈との相対性、その他にも多様な相対原理があって変化が起こるのだ。永久に生きてみたい、一生健康にいたい、だが精素は減って行く、そして死ぬのだ。

著 力 抜 山