研究と開発

■N0-12[精素学]  気とは何か

精気という言葉は昔から韓国に伝わっていた。だが、その実体は、謎に包まれているだけであった。では、一般的に気というのはどういうところで使っていただろうか?幾つか述べると。大気、気圧、熱気、天気、電気、そして人間では気力、気質、気持ち、気分などがある。これらを見る限り、気というのはどうやら、あるものの流れを意味したものには間違いない。一般的に天気の流れや気候そして気圧などは、ある一定の科学の力で測れるが、気力、気分、気持ちなどは計りようもない。ではここで、それらの気に対し謎を解いてみよう。気というのはあるものを動かす何かの力。又はその固まりのことである。つまり、大気というのは、全ての生物を左右する空気の固まりであり、天気というのは、空間での自然現象を成しているそのものを言い、気分というのは心身ともにある力が働いて、ものを左右するものを言い、気持ちというのは理屈でなく、それ以外に何ものかの働きがあって心を支配するものを言う。気というのは、常識的に推し測れない何かの力の固まりがあって、自然を始め全ての生物に働き掛けていることには間違いない。では一体その固まりとは何なのだろうか?それは即ち推波結晶体である。つまり、全ての物質、全てのものには推子があり、その推子からは推波というのがあって、これらの推波が多く集まると、そこにはある力が働くようになり、その力によって自然を始め、動物から人間に至るまで影響を与えるのだ。これが精気生命体である。全ての物質には精気というものがあり、その大きいものには必ず精気生命体が籠るのである。精気生命体とは、人間の力では及ばない神秘たる働きがあり、その能力は科学又は人間の常識では推し測れない不思議なものが多い。別のかたちでいうと、全ての生物を始め、全ての物質又は宇宙での星これみな推波の力、つまり各精気の働きによって流動生滅するのである。人間がいかに知恵を絞っても、いかに努力しても、精気での反応が無かった場合は、成功は有り得ないのであり、万薬無効によって死ななければならない。つまり、我々の体は自分の心で動いているのでなく、自己精気生命体の推波の働きと力によって、心が造られ動いているのだ。その刺激が鈍ると迷いが出るのである。

著 力 抜 山