研究と開発

NO-102[精素学]生 命 の 組 織

生命の組織といえば神経と細胞のことであると思いがちだが、実のところ生命は一つの細胞から始まって、全体の体が宇宙の全てによって組織されたものである。即ち見える力と見えない力、有素力と無素力、有反応性と無反応性、それ以外にも数知れない力が一つの組織になって全てが構成されるのである。そこには単細組織と連結組織がある。生命の単細組織は、一つの電子、一つの粒子、一つの磁子、一つの細胞、全てが独立的に生命を持っているのだ。我々の体もーつ一つの細胞が集まって完全な体になっているのである。つまりあらゆる生命体が完全体になるには、多くの単細生命体がより集まって出来上がるように、我々が住んでいるこの地球にしろ宇宙にしても、全てが単細物が集まって大きな天体と宇宙が造られたのである。そのような訳で、増えるのも粒子がより集まって増えるのであり、減るのも粒子が消えて減るのである。即ち我々の体も同じことで、一定の期間までは細胞が増えるが、老化期は細胞が減っていき、体の機能がマヒしてしまうのだ。老化というのは、細胞の死去になるのである。このようなことは人間だけでなく物質も同じである。鉄が錆びるのは粒子が衰退いたからである。新鮮な鉄はその粒子に強力な推子が回転しその力で自力を推持している。だが一旦錆びてしまった鉄は使い物にならないのだ。鉄の粒子がいかに良いものであっても、皆独立していては邪魔になるだけだ。粒子がお互いに連結してない限り完全な物質にはなれない。これは物質だけでなく動物も宇宙も同じことである。人体の細胞も自分勝手な働きをし連結性がなかった場合は死滅するのである、手前にある物が欲しくても、脳からの命令を手が従わなかった場合は何の投にも立たず、前を見ようとしても目が閉じてしまえば役に立たない。生命の組織は一寸一瞬も狂わない命令系統と一つ一つの細胞生命体が己の役割を果たしていてこそ生命が成り立つのである。国家が乱れるのも一人一人の国民の乱れから生じ、体のパランスが崩れるのも一つ一つの細胞の乱れからなり、世界が乱れるのも一つ一つの国が乱れて起こる。宇宙の大異変も一つ一つの星に異常があって起こる。星の乱れは天体につながり、天体の乱れは銀河につながり、銀河の乱れは0空間に異変を起こし、0空間の乱れによって大極、つまり天体が壊れ、生物が全滅するのである。

著 力 抜 山