研究と開発

■NO-6[精素学] 三 大 パ ワー

三大脳には三大パフーがあり、三大神経には三大動力がある。三大パワーと三大動力、何れも力の関係であることは間違いないが、それぞれの力の働きは異なるのである。三大パワーは無性パワーであり、三大動力は電性パワーである。三大パワーでのーつが左脳パワーである。左脳パワーと言えば左脳にも凄い力が存在してあらゆるものに利点を与えるのではないかと思われるものだが、残念ながら左脳パワーは人間生涯あまり役に立たないのである。勿論、役に立たないといっても全てに無益ではない。人間誰しも欲望というものがあり、それぞれの欲によって悲しさ苦しさを耐えながら生きる場合も多い。だがその反面、これらの欲望のため正常な判断に狂いが生じ、ノイローゼから心身症は勿論のこと、もう一歩進めぱ詐欺強盗あらゆる犯罪をよぎなくし、ー生取り戻せない悪癖の中で死んでゆくようになるのだ。欲によって迷いが生じ、欲によって人を憎み、欲によって義理道徳を犯し、欲によって嫉妬し、欲によって権力を競う、ようするに左脳パワーは人体を害するのであって利点は少ないことになる。では右脳パワーはどうか?ここは宇宙でのあらゆるものの反応によって体をコン卜ロ一ルするのだが、直接決定神経に働きかけるので、我々の心には反応しないのである。左脳からの記憶子等はコントロール神経に反応するので、過去を堀り下げながら判断をするのだが、右脳はコントロール神経に反応しないもので、現実、宇宙で何が起こっているのか、又は地球ての地震脈がどのように動いているのか、ニュース等にのらない世界の動き、あらゆる一身上の出来事まで全てのものが闇であり、明日死ぬのも知らず酒に溺れたり、その他良いチャンス迄も逃すケースが多いのである。右脳の刺撤が決定神経に流れるのであれば、そのまま従えばよいのではないか?全くその通りである。だが、左脳パワーは右脳パワーの流れを唯見守っていない。左脳パワーでの判断はあくまでも欲から理解しようとし、欲から計算をするもので、理又は利にかなっていない判断はしようともしないのであり、行動にも移そうとしないので、理でない答えには応じようとしないのだ。難を避けようとする右脳パワーを無視し、的確な未素場に水を入れることになる、だが、中脳パワーが働くと左脳パワーも右脳パワーも問題しなくなるので、中脳パワーの力によって左脳パワーも右脳パワーもコントロール神経も決定神経も自由に操り、良い方向へ導くのである。人間、生きる道としては左脳パワーを落とすか、中脳パワーをUPするかが、大切である。

著 力 抜 山