訓練の前に

●(知育)借力理論(精素学)の学習

借力のイメージトレーニングにあたる理論教育。
記憶細胞(科学でいうシナプス)は、何かを新しく覚えたり体験すると増える。
そして、何かやらなくてはいけない時に、それが伸びて役立つ。また、刺激がきた時に入ってくるようになる。これがもとに、なってあらゆることがうまくいったり、コントロールできたりするようになる。

分からないと思っても、いろいろとやってみないといけない。簡単な物ではなく、難しい物を勉強しないと脳版(メモリーみたいなもの)が発達しない。

精素学を読むと脳版の働きが広がり色々な刺激が入ってくるようになる。

精素学には、意味の分からない言葉が出てくるので、物事を深く考えるようになる。

精素学が頭に入らないと差(呼吸法の効果や威力)もいつかは止まる。また、差(呼吸法の効果や威力)を上げる力に精素学はなる。

(解説)
人間は、何かを認識する(気づく)時、常に何かの記憶がある。例えば、放射線管理区域の表示がある時、子供の場合、何かの絵柄かあるぐらいで気づかない。また、大人でも教育の無い人は分からない。
知識のある人は、そこが通常ではない危険区域だと分かる。つまり、感覚が刺激をキャッチするのではなく、知識というフィルターを通して感覚が働くのである。
宇宙のあらゆる刺激をキャッチするには、事前にその刺激に対応する概念や経験等が無いと受けにくい。
同じ訓練をしていても、知識や経験の違いによって効果が違う。
つまり、高度な医学的知識を子供に教えても、変わった絵柄があるぐらいでさほど効果は期待できない。
つまり、クロマニオン人(類人猿)に訓練しても、賢いクロマニオン人(類人猿)ができるだけである。
人間になるには、それなりの知識と経験が必要である。
つまり、高度な能力を開発するには、新しい概念と経験が必要である。
精素学のない訓練は、効果が薄い。
また、高度な概念を持つ人に、高い能力や健康が宿る。
応用力のある人間になる為に、知育は必要である。

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